明石家さんまの笑いと男気に溢れる名言!
心が震えるお笑い怪獣の言葉を集めました。
やってみる
- やろうとすれば出来んねん、人間みたいなもんは。
- 不安からは何も生まれない。続ければ必ず良くなる。
- まだやれる、明日があるんやから。
- 人間の限界ちゅうのがどんなもんかやってみようということで、わざと週に14本レギュラーやってた。
生きざま
- 泣くな、笑え
- 生きてるだけで丸儲け
- 死ぬときに、わくわくしたい
- (陣内智則から悩み相談をされて)そんなことより俺面白い?
- 俺たちは奇跡を生きてんねん
- 満点なんか取らんでええねん。満天は星空だけで十分や
- 笑顔になるから、楽しい出来事が起こるようになる
- 振り返ったって始まらへん
- 大きな夢の方が見失わない
- いっぺん夢中で生きてみい。毎日が夢中や。
- 楽しくなることを考えてることは楽しい
- 正解が一番つまらんのや。
- 彼女の過去は彼女の歴史なんやからそれを否定すな!
- なるようにしかなれへんのやから
- 努力は必ず報われると思う人はダメですね。
努力を努力だと思ってる人は大体間違い。
好きだからやってるだけよ、で終わっといた方がええね。
これが報われるんだと思うと良くない。
こんだけ努力してるのに何でってなると腹が立つやろ。
人は見返り求めるとろくなことないからね。
見返りなしでできる人が一番素敵な人やね。
- 日本中みんな親戚状態。変装もしない(笑)
仕事
- 俺は幸せな人を感動させたいんやなくて、泣いてる人を笑わせて 幸せにしたいんや。これが俺の笑いの哲学や。
- 俺は笑いを順位付けるのは嫌い。自分らが面白いと思うことをやってればええねん。
- 笑いが起これば嘘オッケー!ありがたいくらいや笑いさえ起こってくれれば。どんな嘘でも!
- 俺たちの商売は恥を笑いに変えられる。
- 俺が話す時に絶対テロップを出すな。
- 暗い人がちょっとでも笑うように、なるべく俺が出てる限り明るい画面を、お届けしたいという、そういうポリシーで生きてるから。
- (考え抜いたネタより) 『うんこ』がウケるっていうね。悲しいというか、ものすごく切ない商売だと思うときがある。
腹が立ったとき
- 人間だと思うと腹が立つけど、賢いゴリラだと思えば素晴らしい。
(1ヶ月に3回も愛車をぶつけたり色々やらかしまくる愛すべきジミー大西さんに「おまえのことを人間だと思うと腹が立つけど、喋れるゴリラ、賢いゴリラだと思えば素晴らしいと思う」)
- 「すごく腹が立つことはありますか?」
「ないないない。人に対して嫉妬心がないから。自分も過信してないし。なんやねんこいつと思うことはあるけど、すぐ『こいつアホやねんな』と思う。人に腹立たす奴ってアホ。人に怒らす奴ってアホ」
「そう思えば、人に腹が立たない?」
「立たない立たない。腹を立てる器でもない。そんなに偉くない。腹立って怒りたい人は偉いと思っているんじゃないの、自分のこと」
つらいとき
- オレは何言われても平気。ひがんどると思うもん。
- 人生には嫌な事も必要なんや。
- この世に笑えないことはたくさんあるが、それを笑えたら全部勝ちになる。
- この世は夢やねん、頭の中が現実や。そう思ったら少しは楽になる。あとは不幸をどれだけ笑いとばせるかや。
- 追いつめられた時には追いつめられた時なりのギャグいうもんがあるんですわ。
人間、どんなに沈んでいても笑うんです。葬式の日でも絶対笑えるんですわ。こらスゴいことですよ。でもホント。
- (落ち込まないんですか?)
落ち込まへん、それはお前らが過信しすぎや。
自分がもっとできると思うから落ち込む。
何があってもこんなもんやと思っているから落ち込まない。
結婚
- 結婚はゴールではない!スタート!しかも途中から障害物競争に変わる。
Tips
- (弁当を食べる際)好きなおかず最後に食べるヤツ、テクニシャンやで。
笑福亭松之助師匠の教え
- つまらない掃除はどうしたら楽しいか考えろ
我々の弟子稼業というのは、掃除をさせられるじゃないですか。
で、掃除をしていると師匠が、『それ、楽しいか』って言うんです。
『いいえ』って答えると『そやろ』って。
『そういうのが楽しいわけがない』と、おっしゃるんですね。
そのときに、師匠に、『掃除はどうしたら楽しいか考えろ』 って言われたんですけど、そこでしたねぇ。
あの、掃除なんて、楽しくなるわけがないんですよ。
ところが、『楽しくなることを考えてることは楽しい』。っていうところにね、18歳のときに気づかせていただいたのが非常に助かりましたね。
たぶん、ふつうの人は、「掃除は楽しくない」 というところでやめてしまう人が多いんじゃないかと思うんですけど、楽しくないものをどうすれば楽しいか、ということを考えていくと楽しいんです。
- 人を笑わせて何になるんですか
ある時、松之介に「師匠、人を笑わせて何になるんですか」と尋ねたことがある。
松之介がただ笑っているだけだったので、「なんで笑ってはるんですか」と聞くと「わしも若いころ、同じことをわしの師匠に訊いたことがあるからや」と答えたという。
その時は、質問への答えの内容については「忘れた」とはぐらかしていたが、後日「悲しいことがあったり元気がなくなったりしている人が、落語とか聴いて、ちょっとでも気持ちが楽になったら、それでええ」という答えだったらしい。
何をやってもダメなとき
ジョージ・フォアマンとモハメッド・アリが試合したときにアリが言ったんですけど、『わざとボディを打たせるんだ』と。
どういうことかというと、『わざと打たせたボディは効かないんだ』というんですね。
『あかん』というときはなにをやってもダメなんです。そういうときには、打たせなきゃいけない。わざと打たせたら、耐えられるんですよ。
ところが、『オレは大丈夫だ』と思って、行って打たれると、効くんですね。さすがモハメッド・アリっていう。
お参りはしない
(お参り、初詣、厄払いに行ったことがないさんまさんに)嫌なこととか起きないんですか?
「起きてるよ、いっぱい」
それでもお参りしないんですか?
「嫌なまま、ダメなまま過ごすほうが楽しいと考えろって言うてんのにやな。嫌なこと楽しいと思えたら、あと何があっても平気やねん」
エゴサーチ
SNSでエゴサーチはしますか?
ないない、ないない。
いろんな悪口書いてんのやろ?
おれら、弱いのよね、悪口とか、批判とかに。
たぶんおれらの世代は慣れてないから。
もしボロクソに言われてたら、おれ、家つきとめて、一晩中太鼓叩くと思う(笑)。
吉本を辞めたいと思ったことは?
ある。
「辞める」って言いに行ったこともある。
以前『行列』でも言うたけど、27歳の時、ほんとにもう吉本辞めようと思って、ジャニーさんに、フジテレビのメイク室で、「すいませんジャニーさん、ジャニーズに入れてもらえませんか?」って言うたら、メイク室のイスがクルッと回ってこっち見て「YOUはダメ!」って言われて(笑)
あのときおれは真剣だったんですよ(笑)断られましたね。
ほんでまあ、会社に不満もあったし、「辞める」って言いに行きました。30歳だったと思う。
――説得されたんですか?
そう、説得された。
「辞めたいって噂は聞いてるけど、なにが不満やねん。ギャラか?」
「いえ、ギャラやないです」
「ギャラやろ。よっしゃわかった。2倍にしたる。え? アカンのかい。3倍は?」って。
「出せんのかい!」言うて。
会社が、今のギャラの3倍出せるってどういうことやねん、て思ったね。
ルールの中で
おれらサッカーとかスポーツをやってきた人間は、ルールの中でやりたいんやね。
だから枠を超えて、こんなムチャできるからっていう芸人さんもたくさんおられるんですけど、たぶんスポーツやってない人やと思う。
おれらは、ルールがあるから面白いってのはあんねんな。
凄いのだれ?
いつまでも闘っていたい。自分自身の中でね。
いま、フェデラーってテニス選手がカムバックして、35、6でまだこんだけやれるのか、凄いなこいつ、って思うねんけど、おれ62やねんな。
おれのが凄いやんと思て(笑)。
あの人、凄いなと思った
結婚した頃、初めて芸能界に疲れたときやったのは事実ですね。
マスコミにも疲れ、テレビ番組に対しても疲れ、やりきった感があったりして。
なんか、このままでいいのかっていう、芸能界疲れがピークに達したのが31ぐらいの時やったね。
『ひょうきん族』やって、『男女7人』やって、なんてやってると、おれはそう思ってないけど、なんか世間がなんでもおれを中心に動いてしまってるような勘違いをしてね。
浮かれた分、疲れた。
さあどうしよう、って感じの時に、こっちも落ち着きたいっていうのが重なって、結婚になって。
ほんで、スペシャルとか仕事をちょっと減らして、育児に専念したのは事実ですね。
(さんまさんが面白くなくなったんじゃないか、と嬉しくないことを言われた時期でした)
そうそう。たしかにまあ、面白くなくなったとは思います。イメージからすると。
その時、大竹しのぶさんも叩かれて、「さんまを殺した」みたいな週刊誌の記事が出たり。
でもあの人、凄いなと思ったのは、バーンと週刊誌投げ捨てて、「また”演技派女優”だ!」って。記事のタイトルが。
あの人”美人女優”って書かれたことないらしくて(笑)
“演技派女優”って書かれる人って”美人女優”って書かれたいらしいわ(笑)
そこに怒ってた。
でもまあ叩かれても、こっちはIMARUの育児もあるし、家にも帰らなあかんし、二千翔のこともあるし、仕事より大事なものを見つけた感があったんで。
あの時に「さんまは面白くなくなった」と言われても仕方がないと思って生きてたし。
ちょっとペース落して、娘が3歳になるまではそうしようと思って、ペース配分したのは事実や。
苦悩を楽しむ
まあ、スムーズになにもかも行くより、いろんなことあったほうが楽しいのは楽しいねんけどな。
いろんなことが起こってしまうから、生きてるうえにおいてはな。
だから、そこをいかに楽しめるか。
それだけやな。
「苦悩」を楽しめるように、もっとなりたい。
他の人よりはかなり楽しめてるんやけど。
――確実にそうですね(笑)
せやろ(笑)
――そこが天才的なところかと(笑)
そこは人よりも力は付けてると思うんでね。
嫌なことを楽しみに変えられるのは。
見舞いや
千原ジュニアさんがバイク事故から復帰して『さんまのまんま』に出演したとき、
さんまさん :「おいおまえ、見舞い行かなくて悪かったなあ」
ジュニアさん:「いえいえ」
さんまさん :「おまえなにが欲しいねん」
ジュニアさん:「レギュラーです」(ジョークで)
後日談。
ジュニアさん:ほんであるTV局歩いてたら、あるスタッフから「ジュニアさんありがとうございました!」「なんですか?」って。
実はさんまさんに深夜番組をやってほしくてずっとお願いしてたけど、やらへんて断られてて。
今回行って断られたらもうあきらめようと思って行ったら、『おう、それやるわ。ただしひとつ条件がある。千原兄弟レギュラーにしたってくれ』って言って、レギュラー番組が始まったんですよ。
なぜか無傷のせいじも付いてきたんですよ(笑)。
さんまさん :なんかものすごく芸人のあいだでいい話に伝わってるんでおれは黙ってんねんけど、おまえらは力があるのに番組やってない、その力をいっしょにやりたいという、おれは実力として認めたレギュラーやねん、あれは。これホンマやねんで。
8億円の借金を抱えたとき
おれはもうそのときは、死ぬか喋るかの二択やったからな(笑)。
でもこれは楽やった。
バイトとか一生懸命、どうのこうのしようって思わない。二択やから。もう自殺するか喋るかしか残ってない(笑)だれでも喋るやろ。そうしかなかった。
だからよく、声が出ない夢見て起きんの。
「おまえ借金あるのに陽気に喋って。ウソやろ?」ってよう言われたけど、もう超えたら、笑うしかないねん。
2千万3千万やったら、なんとかしよう、あっちで借りよう、とか思うけどね、もう億とつくと、どうすることもできない(笑)
ただ声の出ない夢を何度も見た後、次はパントマイムで笑わしてる夢を見たな(笑)。
おれ、夢の中でパントマイムすごい上手いねん。
ただ、起きてやったらできひんねん(笑)。