M-1の歴史の中でも、最高レベルに面白かったと話題の2019年大会を制したミルクボーイ。
今年始めてテレビで漫才をやった結果が「M-1 優勝」という、映画のようなお話ですが、夢を叶えた2人の漫才動画と、エピソードを深掘りしました。
ミルクボーイのプロフィール
メンバー | 駒場孝 内海崇 |
結成 | 2007年 |
事務所 | 吉本興業大阪本部 |
出会い | 大阪芸術大学落語研究会 |
旧コンビ名 | ジン・ウオッカ |
芸種 | 漫才 |
ネタ作成者 | 両者 |
祝! M-1グランプリ 2019 優勝
おめでとうございます!!
よほどのお笑いファンの人以外には、なじみのないコンビがほとんどの今大会。
ところが始まってみると過去最高に面白い決勝戦になりました。
なかでもミルクボーイは、1回戦「コーンフレーク」で大会史上最高得点を叩き出し、2回戦「もなか」では審査員7人中の6人が投票するほどの圧倒的な勝利を収めました。
司会の今田耕司さんが「コーンフレークが面白いと聞いてて、これかと思いました」と言うほど、芸人さんの間では有名な漫才でした。
ミルクボーイの漫才動画
オカンの反応
彼らの漫才のヒロイン、オカンも優勝を喜んでくれています。
駒場さんのオカン
「LINEが止まらんって言ってました」
内海さんのオカン
「うちのオカンは家電(いえでん)が鳴り止まんって言ってました。携帯持ってるんですけど(笑)」
2人揃ったオカン
母親同士が連絡を取り合い、2人で泣いたそうです。
息子たちが自分のネタで日本一になるなんて、最高の親孝行ですね。
トニー・ザ・タイガー
あの「腕を組んで赤いスカーフを巻いたトラ」の名前は、「トニー・ザ・タイガー」というんですね。
「赤いスカーフを巻いたトラ」というキーワードに、これは弊社のフロスティのトニー・ザ・タイガーだと。もうその時に、確信に変わりました。
と、数あるコーンフレークの中から自社製品の話であると特定するに至った経緯を、ケロッグ社の中の人は言いました。
「ミルクボーイのお二人とは今後も何かご一緒したく、CM出演なども前向きに検討していきたいと思ってます」
という素敵なプランも進行中だそうです。
コーンフロスティの売切れ続出
決勝戦終了後、SNSではスーパーでコーンフロスティが売り切れていると言う報告が続出しました。
翌日の朝からは発注数が通常の5〜6倍になるなど、思わぬ形でバカ売れしました。
放送翌日には、超スピードでケロッグ社からミルクボーイに「コーンフロスティ1年分プレゼント」することが社内で決定されました。
内海さんからのお礼がこちら。
その上なんとケロッグ社の株価も上昇するという波及効果に、トニーも中の人たちも驚愕と歓喜が止まらなかったのでは。
一袋買ってなくなったら、なんとなくまた買う人が一定数いそうなので、ミルクボーイ特需はしばらく続きそうですね。
コーンフレークでミルクボーイ
これ凄い!
最後に
M-1覇者は翌日から寝る時間もないほどに多忙な1年になると言われています。
うまいこと乗り切って、新しい漫才を見せてくれる日を楽しみにしています。
これまでちょっとついていけない感があったM-1でしたが、今回は全組面白かったので、来年の決勝が待ち遠しくなりました。
最高の王者に感動しました。ありがとう、ミルクボーイ!!